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Hot Shot City

2017.07.12.Wed.03:45
 

の感触を確かめるように部長は早速その辺りをまさぐり始めた。早くもMさんの妃裂は拡げられ、既に濡れている秘壺の辺りを指が徘徊する。そして、突起の先端に触れると、弾かれるようにMさんが全身を震わせた。その反動で、Mさんの手が部長の股間に触れる。部長はMさんの耳元に顔を押しつけると、好いよ、と一言言って首筋にキスをした。舌先が確実に、Mさんの情欲のスイッチに触れた。

Mさんは部長のスラックスのファスナーを下ろして、中から勃起を引っ張り出した。もう既に充分硬くなっていた。逆手で勃起を握りしめて、柔らかく扱き始めたが、その程度で部長を喜ばせることは無理だとすぐに分かった。改めてしっかりと指で輪を作って、張り出した部分を締め付ける。そして上下に擦ってやると、部長の勃起はいっそう硬く締まったかのように撓った。

部長のもう片方の手が伸びてMさんのスカートに触れた。差し入れられた手でMさんのスカートは裾が持ち上げられていた。それを彼女の手に弄ばれる勃起に覆い被せた。そして改めてMさんの腰を抱き密着させた。すると二人の性器は極近い距離に落ち着いた。お互いに刺激し合う手の甲が触れ合う。すると、申し訳なさそうに部長がまたMさんの耳元で囁いた。このままイッて好いかな、と言い、汚してしまうけれど、と付け加える。

どうぞ、とMさんは頷いて、しっかりと勃起を握り直した。やや扱くスピードを速めると、それに合わせて部長も僅かに腰を使った。すると、瞬く間に部長の勃起が断末魔の痙攣をして爆発した。熱いものがMさんの手の平に降りかかる。スカートの中で何も見えないが、確実にMさんの下腹部と、手を汚していく。当然、スカートの裏にも欲望は飛び散っただろう。しかしMさんは、そのことに何の苦痛も覚えず、ただ部長が自分の手で爆発したことを、素直に喜んでいた。




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Hard Luck Hero

2017.07.11.Tue.12:25
 

重さと思慮深い性格のおかげで、早くはないが着実に出世街道を進んでいる部長だったが、この日ばかりは多少羽目を外してしまっていた。Mさんも後に知ることになるが、部長はMさんとの関係を表沙汰にしないようにと、考えすぎなまでに徹底的な秘密主義を貫いた。だから、職場はおろか、Mさんに極近いDさんにもその存在が結婚直前まで知られることはなかったのだ。二人が会うのは決まって部長の部屋のみで、当然セックスもそれ以外ではホテルすら使ったことがない。

だから、二人の携わる職場でキスを交わすことなど、もってのほかだったが、それは関係の始まり、という熱に浮かされた結果のようなものだった。実際、歳には似つかわしくない、性急な触れ合いだった。もっとも、部長がその事実を受け止めて後に反省したのかもしれないが、Mさんにとっては、それほどまでして自分との関係をつなぎ止めたいという意思の表れとして、好意的に受け止めていたのだった。

思慮より肉体が優先してしまったのは部長だけではなく、やはり長い間待ち望んでいた、という感情はMさんの方がいささか強かった。キスを解いて視線を交わしたままじっとしていると、Mさんの思惑とは別の所から、思わず言葉が漏れて出てしまった。Mさんは囁くような声で、触って、と言った。聞き間違いのように、一瞬部長は訝しげな表情を浮かべたが、すぐに笑顔に戻って頷いた。

朝出勤してきた時と同じ、地味な色の膝丈のスカートの中に、部長の手が入ってきた。太股をまさぐるように這い上がって足の付け根に到達すると、部長はまた訝しげな表情でMさんを見つめた。指先に触れたのは、肉に直接当たる感触だった。柔らかな襞が指先で歪むのが分かる。泳いできた後だから、とMさんは言い訳めいた言葉を発したが、それが欲情の表れだということを隠しきれはしなかった。




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Long Way from Home

2017.07.10.Mon.03:45

ち望んだ再会だったのにもかかわらず、暫くの間会話もなくぎごちない時間が過ぎていった。夜のオフィスは他に人の気配もなく、予想以上に静かだった。壁一枚隔てた工場棟には、三交代勤務の従業員が機械を動かしている。クリーンルームが中心のオートメーションだが、操業に人手はいる。しかし喧噪とは無縁で、少なくともMさんと部長のいる部屋には、静けさが漂っていた。

居たたまれなくなったように部長が切り出した声は、やけに大きく聞こえてMさんはいくらか驚いた。今日は遅くなってもイイのかな、と問いにくそうにそう言った。もう既に九時を回っていて、仕事帰りにしては遅い時間だ。だが、夜を過ごすにはまだまだ宵の口にも早い。Mさんはプールで一泳ぎしてきたせいで、いくらか疲労を感じていたが、このまま一日を終えるには惜しい時間だった。

それにお互いの目的はもう決まっている。その煩わしい手続きを省けるほどに、未だ親密にはなっていないが、それでもMさんはその時間をもどかしいと考えていた。だから、正直に、Mさんは今日は両親がいないので、泊まっていけます、とはっきり言った。泊まる、という事実をMさんの方から申し出た格好だったが、部長は少し驚いて僅かだが何か思案する表情を作った。だがすぐに、頷いてじゃあ食事をして帰ろうか、と笑顔を浮かべた。

Mさんも笑顔で応えて、椅子から立ち上がった。部長はいくつか書類をまとめてビジネスバッグにしまうと、ノートパソコンを閉じて、それもケースに納めた。歩き出そうと、その両方のバックを手にしようと立ち上がったその時、その胸にMさんが飛び込んできた。距離を詰めて、頬を部長の胸に押し当てるように身を寄せたのだ。私も待ってました、と小さな声で言ったMさんを部長は、腰の辺りで抱えて、そして二人はキスを交わした。




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Beat It Upringht

2017.07.07.Fri.19:07
 

料を届けるように云ったのは、工場に戻ってくる為に部長が作った言い訳なのは明かだった。それも、工場に入る時の警備員をごまかす為の口実に過ぎなかった。資料を届けに来るから、と部長が警備員に言い含めておいたので、スポーツクラブから駆けつけたMさんはすんなり工場に入ることが出来た。Mさんの職場である事務棟の傍らでは、二十四時間操業の工場に明かりが灯っていて、出荷を待つトラックが何台か駐車場で待っていた。

正門前と、事務棟の通用口に警備員がいたが、何れもMさんの顔を見るとどうぞ、というように容易く通過できた。週末と云うことも有り、事務等の方はどの部屋にもほとんど社員の姿はなかった。企画設計の部署だけに明かりが灯っていて、そこがMさんの職場だった。朝出社した時とは違う感情で、そのドアノブを回すのは奇妙な感覚だったが、その中に部長だけが残っているとは限らないと思い直して、Mさんは努めて冷静に部屋の中に入った。

だが、残っていたのは部長だけで、自らの机の上のノートパソコンを見つめていた。Mさんに気づくと、わざわざすまない、と云ってぎごちない笑顔を浮かべた。長い間望んだ再会だったはずなのに、Mさんもいざ二人きりで顔を合わすと気まずいような感情に囚われて、身の置き所に苦労した。慌てたように、コーヒーでも淹れましょうか、と尋ねて、部長も頼む、と頷いた。

部屋の隣の給湯室のコーヒーメーカーはまだ電源が入っていたが、それぞれが持ち寄ったコーヒーカップは帰社間近に洗ったまま籠に並んでいた。Mさんは自分のと部長のカップを取り出し、珈琲を注ぐと、部屋に戻った。それを部長の机の上に置き、自分に与えられた机から椅子を引っ張ってきてそこに座った。部長は珈琲を一口飲むと、また気まずそうに俯いて笑顔を浮かべたが、程なく、やっと逢えて嬉しいよ、と照れくさそうに云ったのだった。




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Here to Stay

2017.07.06.Thu.07:13
 

日の部長の出勤は工場の幹部の会議が先に行われるので、Mさんが居る部署に顔を出すのは昼前になる。そこからまた、部署内での打ち合わせに費やされるので、実際の仕事はほぼ翌日から、というのが常だった。つまり、待ち望んだ再会の日に職場では、それほど顔を合わせることなく終わってしまう、ということだ。部長もそれを織り込み済みで、だから必ず金曜日にその初日を設定していた。そうすれば月曜日から、本格的に仕事に取り組めるという寸法だ。

だが、珍しく再会の日、部長はまとめておきたい資料がある、といって部署に残って残業に入った。何人かの男性社員がそれに追随した。Mさんは派遣社員だったので、五時の定刻に仕事場を離れたが、またしても週末の二日間、お預けを食らうことになって、残念に思った。逢いたいという電話の声が、期待と共にMさんに安心感を与えてくれてはいたが、それが週末に必ず訪れるとは限らないのだ。

半ば諦めて、別の男で週末を満たす算段を付けようと思いながらMさんは帰宅した。夕食を済ませて、スポーツクラブへ行く準備を整えた。そして、車で十分ほど走ったところにあるスポーツクラブのプールで一時間ほど泳いだ。休憩中にケータイを見て、Mさんの胸は高鳴った。部長からの着信記録が残っていた。慌ててMさんはケータイを繋いだ。程なく部長が電話口に出て、Mさんの鼓動は早鐘を打ち始めた。

ひどく事務的な声だったが、今まだ仕事場にいる、と部長は告げた。資料を届けてくれないか、と部長はMさんに云ったが、Mさんにその資料というものに心当たりがなかった。声音とその用件で、他にまだ社員が残っているのかもしれないと思い、Mさんは一段声のトーンを落として、どの資料でしょうか、と訊き返した。すると部長は、いくらか笑みの混じった声で、何でも好いよ、と囁くように云ったのだった。




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One More Time

2017.07.05.Wed.10:58

定として部長が再びMさんの前に姿を現すことは、職場のホワイトボードには書き込まれていた。年次計画に沿って部長も行動しているので、細かい前後はあってもほぼ日時や滞在期間は決まっていた。次に部長と顔を合わせる日は、だから次の工場に赴いた時からMさんには分かっていたのだったが、やはりその日が近づくとどうしても期待に胸が膨らみ、落ち着かなかった。

それに加えて、ちょうどのその時期、また両親が不在で部屋にはMさんしかいない。まるで舞台設定を施したかのように、Mさんを部長に向かわせるのに何の障壁もなかったのだ。再会の日が近づくにつれて、Mさんの頭の中では妄想が広がっていった。淫靡な想像は、Mさんの身体を火照らせ、居たたまれなくなると他の男でそれを紛らわせる日々が続いた。そうやって思いが募っていた頃、Mさんをサプライズが襲った。

部長がやってくる三日前に、Mさんのケータイが鳴った。小さな画面に部長の名前が浮かび上がり、一瞬Mさんは信じられない思いでそれを見つめ続けた。慌てて繋げると、やはりあの部長の声だった。Mさんの高ぶりは頂点に達していた。Mくんかな?と聞こえる声に、Mさんは声が震えて上手く返事が出来なかった。身体の芯に熱が溜まって、風邪でも引いたかのように感覚が曖昧になる。

結局、会話の内容はぼんやりとしていたが、部長はもう一度会いたい、と告げていた。もちろん、Mさんがそれを拒否するわけはなかった。だが、こうやって再びプライヴェートな会話が出来たら、と考えていた言葉は、ほとんど部長に伝えることはできなかった。ひたすら、部長の話を聞き、それに返事をするのが精一杯でケータイを閉じた。だが、それがもたらした歓喜の予感は、それからの三日間Mさんを満たし続けたのだった。




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No One There

2017.07.04.Tue.12:01

惑がどのように働いたのかは分からないが、結局部長はそれ以降Mさんとプライヴェートな接触はせず、一週間すると、また別の任地へ行ってしまった。再び戻ってくるのは約一ヶ月後だった。一週間、今か今かとMさんは部長の誘いを待っていた。その週はことのほか忙しかったのもあって、会議などで残業をこなす部長をMさんから誘うのは憚られた。いつもは待ち遠しい就業時刻も、何も進展がないとあっけなくやってきてしまう。

しかし思いは募るばかりで、ただ、もう一度セックスして欲しいと願うばかりだった。それが結局、一週間叶わず、更に一ヶ月近く延長されたのだ。満たされない肉欲は、何とか自慰でごまかせても、完全とはいかない。私との接触はもう底が見えていた。いくらか殺伐とした感情を抱えて、身の置き場の捌け口を求めて、Mさんは考えを巡らさずには居れなかったのだ。

私との関係が始まってから、MさんはDさん達との関係を断っていた。どういう思惑があったのかは分からないが、一応恋人が出来たという格好で、他の身体の関係を清算するのは当たり前といえば当たり前だ。しかし、最も身体が求める欲望を、満たしてくれる存在といえばDさん達の方に一日の長がある。そのことはMさん自身が一番よく知っていた。

結局、部長によって火が点けられた淫靡な欲望は、Mさんを再びDさん達へと向かわせた。少なくとも、むなしい自慰よりはまだ、いくらか部長とのセックスを忘れることが出来る。そうして、Mさんの中の奔放な欲望が爆発したのだ。部長とのセックスの場つなぎのつもりが、どんどん深みにはまって、ついには恋人の友人にまで手を広げてしまったのだ。もちろん、一ヶ月後、部長が再びMさんの前に現れて、本命のセックスにMさんが没入するのは、当然のことだった。




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