Scam
口に勃起を押し込みながら、半分前屈みになって男はMさんの乳房を揉んでいた。一方の店長は、激しいピストンを中断することなく、ひたすらMさんを追い上げながら、繋がっている部分をまさぐった。既にMさんの手がそこに宛がわれていたのに、手のひらを重ねて、やや強引に其の部分を弄り回した。触れてみると店長の手はゴツゴツとして、その節くれ立った指の感触が、Mさんに強烈な刺激を加えていた。
荒い息づかいと、Mさんの艶めかしい喘ぎが重なって、狭い部屋の中は騒がしくなっていった。Mさん自身、自分の中に押し込まれた二つの勃起が同じように膨らみを極めて、限界が近いことを感じていた。口とオマンコの中で勃起が跳ね回る度に、今か今かとその瞬間を待ちわび得ていたのだ。それがもたらす充足感は、格別のものがある。同時に、自分を押しとどめることも出来ないところまで達していた。
ほんの僅か早くMさんが全身をこわばらせて快楽の全てを受け入れた途端、店長の勃起を云いようのない蠢きに導かれるような吸引が襲った。なんだコレは、といささかアニメ調の口調で店長は半ば叫んだ。それが彼の我慢を解き放つきっかけになり、Mさんの際奥へ向け先端から再び大量の精を吹き上げさせた。それとほぼ同時に、Mさんの口の中にも、負けないくらいの量と濃さを保った男の精液が溢れた。
どくどくと勃起が痙攣に突き動かされて精を放つ度に、Mさんは全身をビクビクとはねさせて、男達の手の支えがなければ倒れ込みそうなほどだった。エクスタシーの波は何度も何度も彼女を襲って、そのたびに男達の勃起に波及していく。快楽の渦の中に取り込まれた三人が、そのほとぼりを冷ますまでの時間はお互いにやたらと長く感じられたのだった。

