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I Got You

2016.03.29.Tue.12:01

り上げた裾をいったん手を離して下ろした男は、それまで棚を見上げていた姿勢をMさんの方に正した。代わりに、好きなのを選びなよ、とMさんを引き寄せながら云った。腰の辺りを抱きながら、様々な種類のバイブレーターが並んでいる棚の方へMさんを正対させる。どこに視線を逸らしても、その卑猥な形の玩具の類いが目に飛び込んでくる。Mさんはそのれを眺めるしか手がなかった。

その時視線の端に、Mさんは新たな影を認めて再び身を固くした。ちょうど今まで彼女の背中の方向に隠れていたのが、レジの前に立つ店員の姿だった。待ち合わせた男よりはずっとMさんと歳が近く見えるその店員は、じっと彼女の方を見続けていた。それも、憚ることなく絡みつくような眼差しをMさんに向けて投げつけていた。おそらくは、さっき男にされた行為も目撃されているに違いない。

とっさに背中を向けるようにしてMさんは男の方に身を寄せた。だが、その向こうにも新たな影がよぎる。小太りの背の低い男が一瞬、棚の方を向いてその列に入りかけて、Mさんと目が合うと慌てたようにその向こうに消えてしまった。ふと気づくと、Mさんのコートの上の方はまだ大胆に開かれたままだった。胸の谷間がかなりの深さで露わになっているのを、慌てて前を合わせて覆い隠す。

待ち合わせにアダルトショップを選ぶのは、羞恥を煽るDさんの演出だとしても、そこに長居するつもりはなかったMさんだったが、それとは全く逆に男は呑気な表情で、やはり棚を見上げていた。まるで周囲の視線など目に入らないように、どれでもイイよ、などとMさんに声を掛けて笑うのだった。その平然とした表情と、さっきMさんに手を触れた時の表情は、まったく異なっていた。そのギャップが、Mさんをどこか追い立ててもいたのだった。




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