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Take Me to the Next Phase

2016.03.07.Mon.11:00

えずOから離れないように腕をしっかりと掴んで店の中を歩き回っていたが、そのOの足はアダルトコーナーへと当然のように向いていった。初めて来る表情で無知を気取っていたMさんだが、さすがにカーテンの向こうへと足を踏み入れるととたんに緊張を隠せなかった。カップルでそういう場所に出入りするのは、聞いたことはあるけれど、自分が当事者になるとは思いも寄らなかった。

入るなり、一人の客と目が合った。若い大学生風の青年だったが、Mさんと目が合うなり向こうの方が恥じらいを持って視線をそらした。当然Mさんも俯いてOにしがみついたが、Oは歩調を変えずに更に奥へと進んでいった。商品の陳列された棚と棚の間の通路は案外狭い。自然とMさんは先を行くOの後ろに密着しながら続くことになる。奥にはDVDがずらりと並び、AV女優のグラビアを切り取ったポップがあちこちに立てかけられていた。

そこをぐるりと廻る間にも、何人かの他の客に出逢った。最初の青年以外、ほとんどの視線がMさんに張り付き、舐めるように上から下までを眺め回してきた。中には明らかに勃起をしているのがズボン越しに分かるような者も居て、それを隠そうとしないことにMさんは驚いた。下卑た笑いを浮かべるものも居て、Mさんは淫靡さよりはいくらか怖さも感じていた。Oといっしょでもいくらか膝が震えていた。

Oにしがみつくしかなかったが、彼は更にディープな世界へと進んでいく。そしてやっとたどり着いたのが、アダルトグッズの棚だった。そこだけ仕切りをして囲われているが、店内の雰囲気は変わらない。並べられているのが、バイブやオナニーホールの類いで、Mさんは目のやり場に困ってただうつむき続けていた。普段見慣れているはだけれど、今商品として陳列されていると、手にとって品定めというわけにはいかなかったのだ。




藤田菜七子 原元美紀 杉本ゆりこ






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