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Lay-Away

2016.02.17.Wed.02:47

天地、という感覚は、実際に知り合いが少ないという状況にも表れていて、OMさんも、職場の人間以外に遊び相手はほとんどいなかった。Oは家族が、Mさんは友人達が遊びに来ない限り、職場と家の行き来でほぼ一日が終始してしまったのだ。逆に言えば、お互いの存在がほとんど見知らぬ土地にあること自体が希有な状況なのだ。肌を合わせ続けられることが、奇跡に近いことは充分に認識していたのだ。

そんな状況で、さらに親密な関係をお互いに求めるのは仕方のないことだが、その仲をより深めるために、その知己が少ない状況を利用したのだ。つまり、道を歩いていても、二人の顔を気に留める人物は皆無で、それを好いことに堂々と、まるで恋人同士のような振りをして街を歩くようになったのだ。明るい内に逢うこともセックス以外では珍しかった二人だが、それが気兼ねなく出来るようになっていた。

地元でいる時は大胆に屋外でセックスをすることもあったが、それも人目に付かない、という前提条件が崩れる子はなかった。どうしても隠密行動を強いられているのは仕方のないことで、逆にそれを楽しみもしていた。だが、新天地では隠れることを特に気にすることもなく、平気な顔をして二人でいられるのだった。二人の顔を見て、何かをたずねてくるものも居るはずもなく、明るい日差しの下でも二人は二人だけの世界でいられたのだ。

多少の羽目を外しても、それを知り合いに目撃されるということがほとんどない状況では、二人はしばしば並んで近くの街中を堂々と歩いた。それでもお互いに仕事を持っている身で、逢えるのは平日夜が多く、意図しなくても夜の灯りの元が多かったが、そこまでくると時には手をつなぐことさえあったのだった。その振る舞いは、まさに恋人同士と言ってよかった。もちろんOに妻がいて、などと言うことを詮索するものもまったく居なかったのだ。




藤川みな代 河井美早紀 西村香織






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