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The Prisoner

2016.02.06.Sat.11:48

された者という自覚が、Oにあったのかどうかは分からないが、彼はそこを責めることに快感を得ていたことは事実だった。アヌスを犯すこと自体、彼の妻も含めて初めてのことではない。半分方、セックスの中の一部分にもなっていた。だが、相手がMさんのそこだからよけいに意味がある、ということは充分に分かっていた。それは、指に続いて差し入れられた、細身のバイブが証明していた。

くびれの付いたバイブは、アヌスを犯すのに適した専用のモノで、細くはあるが結構長さがある。それを一気に半分ほどMさんは飲み込み、ローションを充填しながら、やがては根本まで飲み込んでしまった。その頃にはMさんは興奮、というよりはどこかで箍が外れたような狂気にも似た敏感な反応を如実に顕していた。いつもの淫乱な彼女の表情とは、まったく違う代物だった。

そしてやがて、彼女自身の口から、来て、という一言が漏れた。Oは分かっている、と言いたげな表情を一度返して、しばらくはバイブを飲み込んだアヌスの様子をじっくりと観察していた。そこに異物が侵入しているだけで、モゾモゾと蠢く様子を、じっくりと楽しんでいた。すでに何度も経験しているであろうはずだが、Oの視姦は何とも言えない喜悦に塗れていてそれはそのままMさんにも伝染していた。

やがて観察に満足したのか、Oは立ち上がり、勃起の根本を握りしめてMさんに近寄った。心なしか、さっきよりも勃起の勢いが増しているように見える。それを翳して覆い被さりながら、行くぞ、とMさんに声を掛ける。Mさんは何度も頷きながら、早く早く、と勃起を聞いたことのない幼稚な声で強請った。Oは先端をMさんの妃裂の口に宛がい、腰を落とすと、力を込めて腰を前へと推し進めた。





河合奈保子 ありがとう文春 バロン辻村







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