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SO INTO YOU

2015.11.29.Sun.10:00

手の将来庭になるであろう広場にクルマを駐めると、やはり足場になっているトラスの間から、広く開かれた間口が見えた。おそらくリビングから庭に直接降りることが出来るようになるのだろう。そこから庭に面してウッドデッキのような作りの片鱗も見えていた。完成すればきっと、南向きのその場所の日当たりは最高になるに違いない。Mさんはそういう家事的な視線で作りかけの家を見上げていた。

Oはエンジンを止めるとクルマを降りた。そこが建築中のOの新居であることはMさんは理解していたが、なぜそこにやってきたのか、目的はまだ飲み込めていなかった。そこを見せて自慢したいだけでないことは、薄々感じていたが、それよりも、そこはOの家族のスペースであり、いわば不倫相手であるMさんが足を踏み入れて良いのかどうか、迷う気持ちもあったのだ。

なかなか降りてこないMさんを察したのか、案内するよ、と助手席のドアをOが開けた。でも、と躊躇するMさんに、完成すると来られなくなるだろ?と言ってニヤリと笑ったのを見て、MさんはぼんやりとOの意図を察した。自分の恋人の家ならともかく、結婚を果たしているOの家庭の強固な繋がりを思わずには居られない。そうするとよけいに降りられなくなったMさんの手を、Oは強引に引っ張ってクルマから降ろしたのだった。

その日も二人で屋外プレイを楽しんだ後で、Mさんは黒の膝丈のワンピースの下には何も付けていなかった。マーキングのようにその場で脱いだまま置いてきてしまっていたのだ。しかも、まだ彼女の体内にはOの勃起の感触と、注がれたザーメンが淫靡なうずきを伴って蟠っていた。そんな身体で、家族のスペースに足を踏み入れるのは、相当罪作りな行為ではないかと、Mさんの足は竦んでいたのだった。





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望月加奈



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