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Far Side of The Moon

2015.11.28.Sat.12:02

外の新興住宅地、といった趣の区画整理をされたそこは、未だ人家もまばらだったがそのどれもが真新しい雰囲気を醸し出していた。そういう団地のような塊が、いくつか連なっていて明らかに宅地を造成している途中、といった趣がまだ色濃く残っている場所だった。工事用車両も所々に於かれてあって、そこを縫うように走る道だけが目だって綺麗で、浮き立って見えていた。

その一角にクルマを向けると程なく、建築途中の二階建ての住居が見えてきた。気の梁に外壁だけが貼り付けられただけで、直方体の箱を立てたような最近よく見かける作りをしていた。Mさんはそれを見て、Oが新居を建設中だと話していたことを思い出した。夕暮れがかなり深く降りてきていて、ヘッドライトにその全貌が浮かび上がったところで、まさしくそれが新居だということをOMさんに告げた。

両隣にはもうすでに完成して住人が入居した家が建っており、窓からは明かりが漏れていた。Oの新居だけ暗がりの中に沈んでいるが、もう壁には建材がはめ込まれていて、一応の全貌は見えていた。建物の周りにはまだ足場が組まれているが、一応玄関になるであろう場所には、中に入るためのスペースが覗いていた。Oはそのまま敷地にクルマを乗り入れると、裏手に回った。

ボックスタイプのファミリーバンが充分通ることの出来る道があり、それを駐めるスペースも十分な広さだった。建屋もそうだが敷地自体が結構な広さを誇っていた。これから周囲に人家が建ち始めると、この家も埋もれてしまうのかも知れないが、敷地だけは二世帯住宅を建てても良いぐらいに広がっていて、それもおそらく念頭に置かれているのだろう。だが、今はその広さが周囲のとの距離を強調しているだけだった。





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