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Who's Been Talking

2015.09.24.Thu.03:45

宿の規定にあるわけではなく、おそらくは個人的な仲居の采配で貸し切りになっただけのことで、鍵をかけた露天風呂とは云っても、不確定な要素は多分に満ちていた。誰かが強引に、または旅館の従業員なら自由にそこに出入りできるという想像は、簡単にできた。眠りこけていたと思っていた私が起き出すこともある。そういう懸念が自ずとMさんを急き立てて、大胆に快楽のポイントを責め立てるような格好になってしまっていた。

Mさんの熱心なフェラチオは、男を相当に魅了したらしく、我慢汁を溢れさせながら、口の中で何度もビクビクと跳ねた。今にも射精してしまうのではないかとMさんは心配になり、不意に顔を上げて男の表情を伺った。快感に素直に喘いでる表情を浮かべていたが、そのことを充分に愉しんでいることが見て取れた。限界は遠そうだったが、確かに気を緩めないような努力も必要だった。

上手だね、と男は苦し紛れに云うと、一つ頭を振って、顔を上げたMさんの唇を求めた。Mさんは少し身体を持ち上げてそれに応えた。そこにまた男の手が絡みつく。脇の下に手を差し入れられ、また持ち上げられた。そして男は仰向けにその場に寝そべった。Mさんの体重を受け止める勢いで、そのまま石造りの浴槽の縁へと身体を横たえた。昼間の熱を宿したように、そこはほんのりと暖かいままだった。

抱えられた手が導くままに、Mさんは股間から足先を見るような向きに仕向けられた。自然と背中が男の方へ向くが、まだ彼女は湯の中に下半身を浸けたままだった。そこを探るように脇から滑った手がMさんの身体のラインを滑り、再び湯に浸かって尻に触れたかと思うとそのまま谷間へと滑り込んでいったのだった。尻を抱えるような手つきで、指先はその隙間を縫って奥へと押し入ってきた。





瀧口友里 紀平綾 大成安代





新山かえで


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