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Key To The Highway

2013.11.03.Sun.23:02

々浮気の虫を常々懐に飼っているOではあったが、それが結婚した後でも続いているのはもう既に性癖といって差し支えないだろう。男女を問わず誰にでもそういう欲望が備わっているものとは言え、Oの場合はそれがなければ禁断症状が出るとばかりに、渡り歩いているところがあるのだった。

ただ、それが妻に対する背信を帯びた場合、それは絶対に明るみに出てはいけない関係であり、O自身も細心の注意を払っていた。私たちはその隙をついて、幾つかの噂を聞いたとこはあるし、疑惑の片鱗に触れたことはあるが、端から見たところ、妻にはバレていないようだった。

ところが、それが友人の彼女を寝取る場合、どこかでねじ曲がった感情が加わるらしい。それは、確かに私にも妻にもバレることはないように細心の注意を払うのだけれど、逆に明るみに出そうなギリギリのラインを試すような、そんなところがどうしても顔を見せるのだ。新たなスリルの感触を愉しんでいる、そういうような癖があったようなのだ。

つまり、そのスリルを満たすためには、当然、Mさんの当時の彼氏である私が必要で、いかに私の近くで淫らな行為を行うか、を愉しんでいたのだ。そのニヤミスの企みに、当然Mさんも荷担していて、二人してあの手この手で快楽のダシに、私を利用していたのだった。





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