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The Natchez Burnin'

2015.09.14.Mon.03:45

浴だったんですか?と訊いたのは男の方で、その声はずいぶんと若そうな響きを持っていた。どこか慣れていない感触があって、Mさんはとっさに大学生ぐらいだろうか、と思った。Mさんは返事をする前に、裸体を隠すつもりで湯船につかった。そして隅の方で体を丸めて、やっと男の方を見たのだった。その時きびすを返して風呂を出て行かなかったが、Mさんらしい本能だろう。

男も同じように首から上だけを湯面から出してMさんの方を覗いている。相当に動揺しているのか、身動き一つとれない雰囲気だった。ただ、幸いにも、照明が抑えられているせいで、お互いの詳細までははっきりと見てはとれなかった。Mさんの目に男のがっちりした体格は見えるが、どんな顔かたちをしているのかまではハッキリとしない。そのことでいくらか安心したのは、やはり慣れているMさんの方だった。

やっとMさんは、かいつまんで説明を施した。鍵をすれば貸し切りに出来る、というのを男は知らなかったようで、話を聞いてやっと納得したらしい。納得した後、それじゃ僕は出ます、といって立ち上がろうとしたが、それを押しとどめたのはMさんの方だった。当然のように意外な顔をして男はMさんを見たが、既にMさんは別の思惑に囚われていた。彼女の悪戯心が首をもたげ始めていたのだ。

男も今入ったばかりだと聞くと、Mさんはせっかくだから、とそのまま混浴することを奨めた。彼女が鍵を閉めたことで、そこはもう二人だけの空間だった。見とがめる人もいない代わりに、誰かに邪魔されることもないのだ。いわば降ってわいたような秘密の空間が、絶好の機会となってそこに現れたのだった。二人だけの秘密に出来ますね、と男も意味深に言って笑い合い、予期せぬ混浴が始まったのだった。





バロン辻村 久本真菜,カップ 縛られた現場撮影







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