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Be Mine

2015.08.15.Sat.19:54

前上余り使うことのない部屋とはなっているが、Mさんのように本来の目的からは逸脱する物がいるぐらいに、休憩室は盛んに使われていた。そのためか掃除は充分に行き届いていて、用具倉庫のように埃が舞っているということはなかった。運動部の部室といっても清潔で、物もきちんと整理されていた。それは当時からそうだったわね、と回想しながら、Wのいる休憩室にMさんは現れた。

現役時代も、二人して休憩室にはいることはなかったが、それから年月を経てもやはりWMさんの姿を見ると緊張した。どこかで服従を強いられているようなプレッシャーも残っていた。特に、この休憩室では、さっき告白したような弱みを見せてしまっているのが輪をかけていた。見られたMさんも同じように、弱みを握られた気にはなっているはずだが、運動部の上下関係はそれを凌駕していた。

Mさんは倉庫を出ると、休憩室の方へ向かった。入り口で懐かしそうに辺りを見回し、やっと畳に上がり込んで、Wの隣に座った。シンプルな装いだったが、畳に足を崩して座ると、ミニスカートがやけに強調されているのを、Wはつい、視界の片隅に確認してしまっていた。そんな彼には頓着せず、こちら側からMさんは覗き窓を覗き込んだ。四つん這いの格好で、Wの前に身体を伸ばす。

倉庫とは逆に、暗がりの向こうはよく分からなかった。TSが覗き込んで初めて、向こうに人がいることがわかるけれど、意識しなければ全く見過ごしてしまう。こんな穴、とMさんは指さしながら、全然知らなかったわ、といってやっと、彼女はWの方を見やった。背中越しにMさんはWを見て、照れたようなその表情を確認すると、急に自分の居住まいを正して畳の上に座り直した。





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