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それは

2015.08.10.Mon.08:19

憩室に誘い込んだのはMさんの方で、男の方から誘われる時はだいたいカメラがその間に入っていた。ヌードだけを納めていたわけではなかったが、最後はほとんど裸のMさんが被写体だった。だから、もし状況が違えば、Wは写真を撮られるMさんを目撃していたかも知れない。あの時は純粋にセックスだけで終わったが、それ以外では彼との間のセックスは多少脱線をしていた時期だった。

一番よくMさんが覚えているのは、ヌードを普通に撮ることから、徐々に局部を曝す卑猥な写真を撮るようになっていき、それがエスカレートして彼の後輩をもう一人のモデルとして連れて来るようになった。もちろん、後輩は男で、まさしくセックスしている所をカメラで納めるようになっていたのだった。もうそうなると、Mさんの中ではその写真撮影は、当時流行っていた裏本と変わらない、と思っていた。変なところに使われないか、疑心暗鬼も生じていた。

それを男は芸術だ、と確信していたが、Mさんにはよく分からなかった。アラーキーに心酔していて、写真集や雑誌をみせてもらったが、Mさんには投稿写真の延長としか思えなかった。だが、少なくとも彼の中ではちゃんと筋が通っているのだろうと、あくまでもモデルに徹していたのだった。だが、一度火の点いた疑いの目は、最終的には彼との別れる方向へと繋がった。

目の前で後輩とセックスする所を見せつけられて、アートで片づけられるほど禁欲的でもなかったので、Mさんにはその境界線が曖昧にしか思えなかった。それよりも、純粋にセックスだけを求めてくれる方がずっと心地よかったのだったが、当時のMさんにはそれでも充分に状況を愉しむことは出来ていたのだった。セックスの快楽の前には、冷静な判断など無用だと、その頃から諦めていたのがMさんだった。





久本真菜 森田恵子 北村実穂







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