FC2ブログ

だまし絵の中の男

2015.08.08.Sat.04:13

前の出た男は、開業医でありながら何かの写真のコンテストの優勝してカメラマンとしても有名になったと、一時期テレビなどで紹介されていた。二足のわらじを履くカメラマン、と云うような見出しで新聞に載ったのがきっかけだった。ローカルな話題に留まっていたが、地元では結構知れ渡っていたし、多少見栄えのいい笑顔を持つその男は、時々は他の場所でも紹介されていた。

W以外のメンバーは、同じ大学の医学部のお坊ちゃんという印象しかなく、そもそも、医学部は郊外の山の手で別格の趣を醸し出していて、余り交流がなかった。開業医というのも、カメラマンというのも、彼らからすれば蚊帳の外の出来事だった。大学以外ではもうほとんど交流はなく、もちろん卒業後に逢うこともなかった。生活のテリトリーがまるで違うのだから致し方なかった。

Mさんが大学時代にその男を知ったのは、やはり亡き先輩の紹介だった。それだけ先輩の顔は広かったのだが、そもそもきっかけはモデルを捜している、というもので、しかも裏では女性の裸を撮ってみたい、という強い意志があったのだった。一度やんわりと打診され、Mさんの感触が割る来ないことを知った先輩は、後日はっきりとモデルに推薦しておいた、という風に誘った。

裸の写真が撮れるかどうかは、その男の口説き次第、ということでMさんを紹介するだけに止めていたが、結局、男の熱意に圧されて、Mさんは彼の前で衣服を脱ぎ捨ててカメラの前に立っていた。そうなることは誰の目にも明らかだったとはいえ、Mさん初めてキレイな自分の写真を撮ってもらったのだった。若い内の思い出に、というありきたりな台詞が、Mさんには重く響いたのだった。





久本真菜 森田恵子 北村実穂







スポンサーサイト
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
コメント

管理者にだけ表示を許可する