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0になりたい

2015.07.13.Mon.03:45

人の恋路を邪魔することに正当な理由などあり得ないはずだが、当時のMさんはどこかでむしゃくしゃした気分のはけ口を求めていた。ちょうどその頃、Mさんの周辺の男達が忙しく立ち回っていた時期で、すぐに肉欲で紛らわすことが出来なかった、という事情もあった。また、Mさん自身の羞恥もまだ、淫蕩な自分を完全には受け入れられてはいなかった。

悶々とした気分を解消する術を持ち合わせていないMさんと、まるで正反対の光景をみとめて、Mさんが黙っているはずもなかった。そのビルの屋上から降りてすぐの公衆電話にMさんは駆け込んだ。当時は未だ携帯電話はほとんど普及していない時代だった。用事を言いつけるのに、もうすっかり覚えてしまった電話番号をプッシュしたが、後輩はなかなか出ようとはしなかった。

居留守を使うつもりなら、直接乗り込んでいこう、と腹を据えていたMさんが受話器を置こうとした時、やっと電話は繋がった。努めて明るく、何事もなかったようなMさんの声を聞いたWは、電話に出るなり小さな声で、やっぱり、と云った。それも聞こえないふりをして、これから部屋に行くから、とだけ言ってMさんは電話を切った。有無を言わせずに用件だけ告げるのは、その頃MさんがWによく使う常套手段だった。

Mさんが望んでいたのは、平たく云えばWがこれから行うのであろうセックスを中断させることだった。そのこと自体に意味はないし、ましてやMさんが嫉妬や或いは、代わりに自分がという気も全くなかった。大人げない悪戯の類で、後輩に一泡吹かせてやろう、というだけの遊びだったのだ。大げさに騒ぎ立てるつもりもなかったし、Wの恋人をどうこうしようなどとは考えていなかったのだった。





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