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furuman

2015.06.24.Wed.22:03

頂を迎えたMさんが、その緊張を艶めかしい吐息と共に解き放つと、仰向けに重なり合った同士が呼吸を合わせたかのように、静かに小さく上下していた。Mさんは時折、風が肌に触れるのに反応したかのように、ビクッ、ビクッ、と体を震わせた。その度に、大きなクルマが柔らかなサスペンションを軋ませて僅かに揺れた。一度収まって、ややあってまた思い出したように身体が大きく撓る。

それが何度か続いたあとで、Mさんの乳房を両手で抱えるようにして、Oが起きあがった。二人は繋がったまま、バランスを崩して滑るように車外に出た。なんとか足を踏ん張ったMさんは、そのままOを背後から受け入れるような格好になっていた。当然、足場を固めたOがピストンを再開し始めた。最初はゆっくりと、体制を整えながら立ったが、それが叶うとリズムに乗って腰を前後する。

いつも以上に敏感になっているのか、Oが一突きするたびに、Mさんは大げさに身体を跳ねさせ、髪を振り乱した悶えた。肩に届くか届かないかの長さの髪を、大きく揺さぶってOの突き上げに耐えていた。口からは辺りを憚らず淫らな喘ぎ声を漏らし続ける。静かな田舎道がそこだけ、極彩色に彩られているかのように見えた。やがてOはその手をつかんで重ね合わせると、また手首の所で縛り付けた。

その縄を絞るようにして手につかむと、縄を自分の方に引きながら、腰から下は前に突き出してみせた。自然とMさんの上半身は起きあがるが、一方で下半身は足を一歩前に出さねばバランスを崩しそうになる。Mさんはよろけるように前に足を出すと、すかさずOがそれに突いてきて、二人は再びクルマから離れてあぜ道へと出てきたのだった。雨の後に刻まれたであろう車の轍に足を踏み入れ、それを乗り越えるとあっという間に道の真ん中に立っていた。





渡辺通子 荒川千登勢 相川夏希








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