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Garden of Eden

2015.04.28.Tue.23:49

間が経つと緊張の糸は、男達の方では幾らか和らいだようだが、Mさんはなかなかその場の雰囲気に慣れなかった。さっき展望台でうち解けたような気がしていたが、さすがに裸同士ではそうもいかない。それに加えて、Sくんがおまえ達、と少し見下して云ったのが気になった。多少横柄な色が滲んでいて、Sくんでなければかなり不快な感情をMさんは持ったかもしれなかった。

年齢からすれば、確かに一つか二つは下だが、実社会に出れば同年代と言っていい違いに過ぎない。大学時代は、最初の内はSくんも、彼らの側にいたのだ。Mさんはそのことを覚えていて、やたらと性欲は強かったが、どこか冷静でいたSくんことを、なぜかよく覚えていた。

それがサークルの、先輩の後がまに指名されて後、暫くして先輩が亡くなってからは、Dさんの元ではあったが彼に関しての実務的なことは今はSくんが中心になって動いていた。Dさんから先輩、そしてSくんに至り、またその後継者へと脈々と続く上下関係が、明らかにそこに存在していた。それはどこかMさんにも関わっていていわば呪縛のように囚われている、そんなおぼろげな錯覚を覚えていた。

誰が最初に意図したのかは分からないが、この度の内容自体、Sくん自身の願望が色濃く反映しているのかも知れない、とMさんはいっそう確信した。Mさんがたくらみに巻き込まれたような体裁にはなっているが、実のところ、男達もSくんにたきつけられているような格好なのかも知れないと、彼女は思っていたのだった。





森川ひかる 神崎亜子 大友美里







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