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Evil

2015.01.08.Thu.12:12
 

キノコって聞いたことある?といきなり尋ねられて、Mさんは毒キノコ?と問い返した。訊いたのは痩せた男の方で、ちょうどガッチリ体型がトイレに立った隙をねらったように、そう尋ねてきたのだ。もちろん、本物のキノコの話じゃないよ、と付け加えて笑う。

男達がつれてきた店は、かなりの音量でジャズが流されていて、そのおかげで、席同士になんの遮りが無くても孤立していた。程良い明るさと、開けた感じの内装が意外にも落ち着いていたが、ジャズが部屋を埋め尽くしている、という感じで、すぐ隣の席の会話も聞こえない。

その為に、自然と会話は声を張ることになり、また顔を近づけて話さざるを得なくなる。Mさんは苦手に思ったが、それにもかかわらず、男達は陽気なままだった。ただ、その店に入ってからは、多少、プライベートな話にも突っ込んできた。彼氏と別れたばかり、ということと、あの監督、あのマスターとの繋がりに、男達は思い当たっていたのだ。

アイツは毒キノコを持っているんだよ、と痩せた男は答え合わせのように言ったが、Mさんはきょとんとしたままだった。その表情を愉しむように、ニヤニヤと男は笑っていたが、そのうちにトイレの方に人影が現れたのを確認すると、Mさんの耳元に顔を近づけて、アイツの股間に毒キノコがあるんだよ、と言った。





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