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Matchbox

2013.12.09.Mon.11:55
 

識の範囲であれば、きっと自分の恋人の目の前で他の男に抱かれる、という行為には相当の勇気がいる。あり得ないご時世ではないが、Mさん自身がそれを望んでも相手がどう思うかは別の問題だった。それに、その常識があるからこそ、Mさん自身が興奮におぼれることが出来る、という面も否定できなかった。

あくまでも、Mさんに触れる直接的な快感を補完する意味で、スリルやある種の主従関係や、嗜虐被虐の立場は、充分にその快感を高めてくれるのだった。そういう意味で、恋人の家のすぐそばで他人に抱かれるということは、それはもう最高の快楽のサプリメントだったのだ。

ただ、そのスリルを呼ぶ危険には、当然リスクが付いて廻った。もちろんリスクが高いほど快感も高まるのだが、それがどちらに転ぶのか、判断の際どい場所に、MさんもOも居たのだった。だから、拒否も出来ない代わりに、踏み切れないためらいも、少なくともMさんの方にはあったのだった。

ふと、自分が手で触れたまま、すっかり動きを止めてしまったOのオチンチンを、Mさんは見やった。自分の手の中で、そこは相変わらず待ちきれないように完全な勃起を見せていた。しかも、さっきよりは幾分か膨らみを増して、偉容を誇示するように天井を向いている気が、Mさんにはしたのだった。





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