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Down the Line

2014.11.06.Thu.10:13
 

線をはずせなくなった観客の男達は、好奇の目に捕らわれて周囲に注意を払うのを、しばしの間忘れてしまった。そこへ運悪く、浮き輪を腰に抱えた幼児が走り込んできた。Mさんの後ろに立つ男がそれに気がつき、声を上げてそのことを知らせた。

子供だけならまだしも、コラコラ、といいながらその父親が後を追いかけてきていた。だが、その視線がMさんに届くより数瞬早く、Mさんは手を戻してパーカーを閉じた。その一部始終を、カメラは捉えていて、最後に子供を抱えて自分たちの敷いたビニールシートに戻ろうと踵を返した父親が、その刹那に好奇の目をMさんの方に投げたところもきちんと写しこんでいた。

それがきっかけになったのか、グループは立ち上がって別の場所を目指した。Mさんはしっかりとパーカーの前のファスナーを上げて立ち上がったが、その裾からビキニトップがこぼれ落ちた。運良く、ひとりがそれを拾い上げたのだが、誰かに気付かれてもおかしくなかった。

そうして場面が変わり、おそらくさっきまでいた海岸の続きにあるだろう岩場となった。砂浜はいくらかの残っていたが、ゴツゴツした岩の間に、雑草と一緒に開けている、といった様子で、そこで海水浴を愉しむという雰囲気ではない。当然ながら、Mさん達のグループ以外に周囲にも、人影は見えなかった。





ストリッパー ケーブルネットワーク西瀬戸 アナウンサー








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