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Trademark

2014.06.26.Thu.10:33
 

ビングの方からは、DVDを再生する音が聞こえていた。Oは、ふたりきりしかいない部屋で、誰に憚ることなく卑猥な声をくっきりとした音量で聞きたいらしい。もちろん、他の部屋に漏れるほどの音量は困るが、その辺は理性的に押さえられていた。

Mさんは驚かそうと、自分の部屋から出てリビングに入る手前で、天井の蛍光灯のスイッチを切った。すると、テレビの画面だけがボウっと暗い部屋に浮かんだ。それから、すぐ脇の壁にある間接照明に灯を点すと、辺りは暖かい色に包まれ、それはどこか淫靡な雰囲気の場所を現出させた。

真っ暗ではないが、光は押さえられ、互いの姿の輪郭を曖昧にする。スポットライトのように、テレビの明かりだけが輝いて、食い入るように見ているOの横顔を照らしていた。その顔が、Mさんの存在に気付いて、こちらを向いた。一目でMさんの着替えに気付いて、いいね、と顔をにやけさせた。

Mさんはわざとらしく、キャミソールの裾をまくって見せて、少しポーズを取った。Oはずいぶんとエッチな恰好だな、と呟いたけれど、Mさんが期待したほどMさんのコスプレには感動していないようだった。多少ガッカリした気持ちを抱えながら、Mさんは足を踏み出そうとした時に、思わず声を上げたのだった。





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