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2014.05.15.Thu.13:00
 

くなってきたわ、とMさんは躊躇の理由をOに伝えた。確かに、先程よりは少し風が出てきて、その風はやたらと凍えていた。直接風が入り込んできてはいなかったが、陽光の眩しさに較べて、外の気温はなかなか上がりそうになかった。

でも、とOは不満げに呟いたし、Mさんもそれが重要な理由ではなかった。そのままベランダでOと絡み合えば、きっとあっという間に体温は上がって、寒さなど気にならなくなるだろう。Oの性癖に、屋外でのセックスがあったが、それは既にMさんとの間でも実証済みで、場所があれば季節などはお構いなしだった。

ただ、そもそも、次の情交に移るには、それほど時間が残っていなかった、ということをMさんは気にしていた。時計の針はかなり上を向いていて、そろそろ、私からの連絡が入ってもおかしくない時間にさしかかっていた。今始めてしまうと、それが何処で終わるのか、見当が付かない。

おまけに、Oは今自分に向けて放ったばかりで、それが二度目の射精を迎えるのには、かなりの時間が掛かりそうだった。正直言って、その帰着点を模索して、Mさんはやんわりと焦りを感じていたのだ。淫靡な世界に、そのまま飛び込んでいく、いつもの奔放さを押し留めていたのは、その焦りだった。





北村実穂さんはもう香川にはいません 泣き叫んだってもう戻って来ません 寝起きに梅干し







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