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I'll Drown in My Own Tears

2016.12.28.Wed.11:52
 

婚という物をMさんが意識することは二十代の頃、タケシと付き合っている間にはよく考えた。このまま納まるところに納まって、という当たり前の中に埋没していくような感覚だったのだが、それは結局潰えた。願望というものがあるならば、しばらくは持ち続けることが出来ていたが、いつしか薄れてきていたのは確かだった。それは普通の女性からすると、かなり早い段階で強く望むことを捨てていた気もする。

私との付き合いの間、結婚の話が出てこなかったわけではないが、お互いに積極的ではなかった。私自身、家庭という物の想像が今ひとつピントが合わないところがあったし、Mさん自身にその願望がない、というのが大きな理由だった。しかし、やはり年齢的なものから思い描く未来には当然結婚という帰結は考えることは出来た。今となっては、果たしてMさんが何を求めていたのかは私は結局良く分からないで終わった。

その真相は、と言えば端的に言ってしまえば、結婚がもたらす責任よりは、セックスさえ出来ていれば、特定の誰かと約束をするということ自体が、不毛なことにMさんには思えていた、ということだ。根本には、子供を持ちたいという願望が極端に薄い、というのがあるのだろう。そういう意味で、私とは共通認識があったのだが、それならばやはり、結婚という形式に拘る必要はなかったのだ。

そういうことを、Dさんは知っているはずで、それでも結婚という形を望むのは、よほどのことだろう、とMさんは思った。正直、嬉しいという感覚よりも、そういう帰結がまるで以前から用意されていたように、当然のことのような感触をMさんは持ったのだ。それは不思議と、身体の関係以外の処で繋がりあっている、少なくともMさんについてのほとんどはDさんに知られている、というような共感のような物に近い感覚が、Mさんにはとても肯定的に沸き起こっていたのだった。




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