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Inside of Me

2014.05.31.Sat.11:12
 

はダメよ、とすぐさまMさんは半ば叫ぶような声で首を振った。だって、昨日の夜までは散々Mさんの中に出しまくったのに、と子供のような不満の声をOは返してきた。それが、これからの逢瀬に繋がっていることを、Oが百も承知であることに、Mさんは勘付いた。

確かに、Oの精液をこのまま受け止めることは可能だが、その為には、シャワーを浴びて証拠を残さない時間が必要だった。それがあと三十分の中に収まるとは到底思われなかった。本当なら、今すぐ絡み合いを解いて支度をしても、余裕があるとは言えないほど、時間は切迫しているのだ。

諦めなよ、と全ての意図を打ち壊すような言葉で、OMさんを押さえつけた。実際、もう諦めて、なにかいい訳を考えないといけない時間にさしかかっていたのだった。Mさんはそのことに明らかな返事はしなかったが、身を委ねることでOを受け入れた。

次の連絡は、メールではなく直接通話してくるのが普通だった。それまでの間に、とにかくことを終わらせるのが、今は最善の策だと、実際Mさんは諦めた。と同時に、ならばこの短い時間を、濃密に味わい尽くそう、とMさんはOの方を振り向いた。





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Goin' Down Slow

2014.05.30.Fri.10:42
 

く終わらせて、という気持ちはあったが、それを口にするのは無粋だし、また根っからの本心とも自分で思えなかったので、Mさんは三十分という時間を告げるだけでお茶を濁した。Oの性格は、そつがないというか、どんなに危ない橋を渡っていても、どこかで冷静に収拾を付ける信頼はあったから、それだけで、意を察してもらえると、Mさんは思っていた。

本当に?Oの声がして、とりあえずMさんはケータイの画面に表示した、私のメールを掲げて見せた。ふーん、と気のない返事があって、それからまた、ゆっくりと、腰の動きが再開した。さっき感じていたエクスタシーの予感が、半分消えかかっていたのが、またわき起こってくる。

テーブルに押さえつけるように、OMさんの背中に覆い被さってきた。そして首筋に熱い息が降りかかったと思ったら、唇が押しつけられた。そのままちろちろと舌先でくすぐりながら、耳元まで顔を近づけてくる。

Mさんはまだイッてないだろ?Oの囁きが聞こえた。イキたいだろ?と問われて、Mさんは戸惑った。頷きたくはあったが、でも時間が、という躊躇の言葉が思わず漏れてしまった。オレもイッてないから、といわれて思わず顔を上げたMさんに、君の中で、と付け加えたOはニヤリと笑った。





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One Chance

2014.05.29.Thu.21:37
 

み合ったままくるりと百八十度回転すると、Mさんはテーブルに突っ伏するような恰好になった。目の前にはケータイが置かれてあって、音は収まっていたが、メールの受信を知らせるライトは点滅したままだった。私からの連絡を受け取るためにそこに用意していたケータイが、今はそこに置いたことを後悔するほどに煩わしかった。

しかし、Oの意図は、それが私からのものであることを確認するまで、きっとお預けを喰わせることにあるのだろうことは、Mさんにも感じられていた。だから、億劫そうにケータイを手にすると、指を動かしてそれが私からのメールであることを、確認した。

いつもの調子で送られたメールは、あと三十分もすれば到着することを告げていた。高速を飛ばせば、職場からMさんのマンションまでは、そのぐらいの時間の距離であることは、これまで何度も繰り返してきたおかげで、Mさんには容易に想像が出来た。

もうすぐあの人が来るわ、とMさんは背中の方を見やりながらそう告げた。三十分ぐらいで着くのよ、とそれが通常の予定であることを付け加えた。イレギュラーな存在のOが、そのことを忘れているかもしれないと、後ろから貫かれている状況を確認するように、Mさんは言ったのだった。





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Needs His Woman

2014.05.28.Wed.10:13
 

信音はその相手が私だとわかる音に設定されていて、耳馴染みのあるOにも、そのことはわかっていた。だから、二人共が、そのメールが届くことの意味を、瞬時に理解することが出来た。我に返ったMさんも、Oも身体の動きを止めて、しばしその着信音に聞き入った。

それでも下腹部は繋がり合ったままで、まるで意志とは無関係にMさんの中は蠢いているし、Oがほんの僅か身動きするだけで、快感の波はわき起こっていた。そのことを感じたまま、Mさんは急に冷静になって後ろを振り向いた。テーブルの方に目をやったつもりだったが、自然とその視線はOと重なった。

出なくていいの?Oはにやけた口調で言った。メールだから、とその内容にはほぼ見当が付いていることを匂わせてMさんは返した。それよりも、責めてエクスタシーを貪ってからにしたいと、続きを強請るように腰を振って見せた。

しかし、OにはOの思惑があって、それが私からのメールであることを、ちゃんと確認したかった。それは、私のメールが届いている現場で、他の男に抱かれていることを、Mさんに確認させたい、ということだった。その背信行為の直中に自分がいる、ということで興奮は厭が応にも増すのだった。だから、OMさんを背後から抱きかかえると、ゆっくりとテーブルの方へと向き直った。





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Till Your Well Runs Dry

2014.05.27.Tue.23:13
 

下するたびに、Oは抽送を徐々にスピードアップさせていった。彼にもMさんが昇ぶって、その極みを求めていることは、ねじ込んだオチンチンに伝わる感触で、よくわかっていた。重ねてO自身にも待ち合わせの時間が迫っていることは、十分承知の上で、そのギリギリまでの時間を、Mさんを翻弄させることに費やすことは、最高の嗜虐だった。

だから、なるべく私に会うギリギリまで、Mさんと繋がり、快楽を刻みつけて、その感触が残ったまま、私に会わせたい、と思っていた。Oの匂いが残る肌を包み隠そうとして愛想笑いを浮かべるMさんの表情を想像するだけで、Oは最高の興奮を覚えるのだった。

一方のMさんも、その意図は半ば予想していたし、自分の中にそういった背徳の感情に燃える自分がいることも自覚していた。ただ、快感だけを抱えておくには、細心の注意が必要で、それが快楽におぼれた自分に叶うことなのかどうかは不安だった。

なにかの糸口で、二人の関係がばれるようなことがあっては成らないと思うのだが、今はそれを隠蔽するアイデアよりも、Oのもたらす快感が全身を包もうとしていた。そんなMさんを我に返すように、その時テーブルの上に放置していた彼女のケータイが、メールの着信を知らせるベルを派手に鳴らしたのだった。





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Gotta Get Over

2014.05.26.Mon.01:40
 

がひとり立つだけの余裕しかないその空間に、挟み込まれるようになった二人は、さっきよりもずっとずっと密着していた。Oの胸板がMさんの背中に覆い被さり、その重みと同時に、ガラスにMさんの乳房がひしゃげて押しつけられていた。

そこに陽光の暖かさを感じて、不意にMさんは、ベランダの向こう側から覗かれているような想像を逞しくした。自分の姿がどんな風に見えているのだろう、と考えて、行き着く先は全裸を窓辺に晒す自分の姿だった。誰かに見られたら、と考えると、どうにも隠しようのない自分に、Mさんの羞恥心は煽り立てられた。

それが先程一度中断しかけたエクスタシーの予感を、再び呼び戻した。時を同じくして、Oが再び抽送を再開した。一度欲望を溢れさせた勃起は、なかなか衰えそうになく、Mさんの中を行ったり来たりしている。中折れ、というような言葉が無縁なのようなOのタフさ加減に、Mさんは身を任せてしまう。

だが、確実に一方の待ち合わせの時間は迫っていて、そのことは常にMさんの頭の隅には残っていた。でも、もうその頃には、多少の強引さでもって私とのことなどなんとでも言い訳が着く、というような風に傾いていた。それよりは、今駆け上がりそうになっている快楽の頂点へ、このまま突き進んでいきたかった。





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Our Love Is Here to Stay

2014.05.25.Sun.02:20
 

屈みになって突き入れてくるOとは対照的に、快感に突き動かされたMさんは背筋を伸ばして直線的にその刺激を受け止めようとしていた。二人は自ずと密着して、それがより深い挿入を促すのだった。半ばMさんが立つような恰好になったところで、Oは不意に腰の動きを止めた。

Oが動きを止めても、Mさんはひとり尻を回転させるようにうねらせて、強請るように快感の続きを貪っていた。そのMさんの乳房を抱えていたOは、後ずさるように足を進めて、椅子から彼女を引きはがした。二人は繋がったままその場に立ちつくした。

そうやってからOが身体を九十度回転させると、自然とMさんがベランダの方を向いた。ベランダに続く窓は開け放たれたままで、柔らかく吹き付ける寒風を部屋に注ぎ込んでいた。陽光は相変わらずでも、そちらを向いただけで鳥肌が立つような寒さを感じた。

思わずMさんはそのガラス戸に倒れ込むようになりながら、とっさに手を着いて、そのままガラス戸を閉めてしまった。だが、その閉めたガラスに、Mさんは押しつけられる恰好になった。Oが後ろから一度、ズンッと重い突き入れをしただけで、弾かれるようにMさんは身体を前に倒してしまったのだった。





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